指導指数に合った英語の願書の選び方

 

 こんにちは、

 遊んで学べる言語教育アプリ

 LINGOANY のネイティブスピーカー ハンナです。

 英語の本を選ぶとき、 自分に合った難易度を選ぶことが重要です。

 通常は、難易度判断基準として

 1 ページにわからない単語がいくつあるか

 この基準で決めることがほとんどです。

 この方法が果たして良い方法でしょうか?

 「私が知らない単語の個数」も重要ですが、
英語講師の私の目安として、

 必ずしも良い基準ではないように思います。

 そこで、英語の本を選ぶときの判断基準で、使用できる 2 つの方法をご紹介いたします。

 英語の本の難易度はどうですか?

 本の難易度を最速かつ簡単に、確認できる方法は、読みやすさの指数

(リーディングインデックス=Reading Index)です。 
リーディングインデックスのはさまざまなポイント

(語彙、長さ、文章構造など)を考慮して

 統計的に作成された難易度を表す数値です。

 リーディングインデックスには 2 つありますが、

 レキシール(LEXILE) AR(ATOS)があります。

 信頼性は 100%ではありませんが、参考にできると

思います。

 下記に提示する数値はガイドとお考えください。

 レクサイル(LEXILE)リーディング指数

 超初歩レベル(A1):レクサイル指数 200~300 まで

 子ども/初等用の本はありますが、

 大人用初歩レベルに合ったレベルの教科書を求める

ことは簡単ではないので、学習者用または graded reader  資料を使って英語力を優先的に高めたほうがいいと思います。

 初心者高レベル(A2):レクサイル指数 250~500 まで

 低中級レベル(B1):レクサイル指数 450~700 まで

 高中級レベル(B2):レクサイル指数 700 以上

 世界的に有名な物語であるハリーポッター

 レクサイル指数は 800 以上の本です。

 高中級者が読んだら問題なく読みますが、

 低中級者の中でも実力の高い方も十分に挑戦できる本

です。 数値は数値ですので。あくまで参考にしてください。

 AR(ATOS)リーディングインデックス

 英語学習者の間で間違っているとご存知の方も

多いのですが、 AR 指数は少し異なる計算になります。

 BL(Book Level)は難易度であり、

 AR ポイントは本の難易度+本の長さ

 を表す数値です。

 つまり、書籍が長編である(長さが長い)

ほど AR 指数は上がります。

 初心者レベル(A1、A2):AR ポイント 3.0~3.5 まで

 低中級レベル(B1):AR ポイント 3.5~5.0 まで

 高中級レベル(B1):AR ポイント 5.0 以上

 英語の願書の難易度を確認するとき

 「わからない単語の数」も重要ですが、

 「あるページに私が理解できない文章がいくつか」

 を確認することがより重要です。

 知らない言葉はいつでも辞書で見つけることができます。

 しかし、文が理解できない場合辞書では解決できません。

 わからない文が 10%程度あれば大丈夫です。

 90%は理解しているので、文脈を追うのは難しく

ありません。しかし、これは個人的な基準です。

 人ごと、性格ごとに違うのです。 

これらの比率よりも正確に使用できる基準は、本のストーリーを理解できるかどうか、

 これはもっと重要です。

 ストーリーに追いつかないほど理解できない

 文が多い場合、その本は難易度の高い本です。

 難易度の低い本からじっくり実力を積んでみると

 実力がつき、難易度の高い本も征服できるはずです。

 ネイティブスピーカー先生、ハンナでした。

 ありがとうございました。

 

インターネットで本の内容を確認するのもいいですが、実際に本に触れて見てみる。これ以上のことがありますか?     

 しかし、英語の本は価格帯を無視することはできません。

 英語辞書だけでも 3000円以上することもありますから!

 英語の本をお探しの方は中古本でも大丈夫です。